韓国海苔とは
韓国海苔(かんこくのり)は、韓国で親しまれている海苔の一種である。一般に塩とごま油で味付けされた味付け海苔として知られている。かつては味付けされていない海苔も日本に多く輸入されていた。韓国では「両班海苔」という名称で知られている。
なお「味付け海苔」という加工海苔は日本の山本海苔店が1869年にはじめたものであるが、ごま油の味付けは関西地方の味付け海苔が日韓併合期に韓国に伝わり、現地風にアレンジされたものといわれている。
韓国では、スサビノリとは別種のオニアマノリ、マルバアマノリ、ツクシアマノリなどが好まれているとされる。
日本の海苔はびっしりと目が詰まっているが、韓国海苔はスダレのように空気が行き来でき、目が詰まっていない。上質のものは天然塩を使っている。また、ゴマ油が塗ってあるため、日本の海苔が乾燥してからからになっているのに対し、韓国海苔は少しべとべと感がある。
韓国海苔の特徴
- 密度が粗く、所々に小さな穴が空いている。
- ごま油と塩で味つけされており、ごま油の香りがするがやや塩分が多めで表面に塩が吹いている。
- 油で炒られているために、日本の海苔に比べサクサクとした歯ざわりではあるが、油分が口の中に残るため、好みが分かれる。
また、敢えて板海苔状とせず、フレーク状態のままごま油で揚げられ、味付けされふりかけとした製品も見受けられる。
食べ方
韓国では主に海苔巻き(キムパプ)がポピュラー。その他キムチに巻いて食べたり、韓国カユと一緒に食べたりしている。
※キムパプ(韓国のり巻き)直訳するとキム(海苔)バフ(ご飯)
日本の太巻き寿司のような格好に巻いているが、ご飯はごま油と塩で味付け。市場の露店で、元気な小母ちゃんたちが色々な具を巻いて売っている。
家庭での「韓国海苔」の作り方
焼き海苔10枚分
材料
- 市販の焼き海苔…10枚
- 塩…大さじ1
- ごま油…大さじ2
- えごま油(無ければサラダ油で可)…大さじ2
作り方
- 塩をフライパンに入れ、弱めの中火でから炒りする。粒子が細かくなって香りが立ったら皿に移す。(高温注意!)
- ごま油とえごま油は混ぜ合わせておく。
- 海苔を半分に切る。光沢のないざらざらした面に刷毛で2を塗り、首の高さくらいから塩一つまみをまんべんなくふりかける。
- もう1枚に刷毛で2を塗る。(塩はふりかけない)
- 3と4を油をぬった面を中表にしてくっつけておいておく。3・4・5の作業をくり返す。
- 作業を終えた海苔をトング等で1枚ずつ挟んで弱火であぶる。あぶった海苔は再び油が塗ってある面を中表にしておいておく。この作業をくり返して出来上がり